ある雪の日の、息子との思い出。
寒くなってくると、昔ちょっと面白かった息子との雪の日のエピソードを思い出します。
すぐ終わりますが、お時間があればお付き合いください。
その日は、東京でも珍しく雪が積もった日の翌日で、
晴れてましたが、すっごく寒かったです。
都内で雪が降って怖いのが、翌日のキンキン状態。
みんな慣れてないから、つるんつるん滑るんですよね。
その日の感じは、道路脇は積もりっぱなしで、
車が通ったところだけ泥雪っぽいという状態。
でも、すごい人は自転車乗ってました。
その朝は、息子を幼稚園に送らなければならない時間で、歩いて行こうか迷いました。
結局のところ、息子は不安がってましたが(私の運転テクニックに)、ママチャリでチャレンジしてしまった愚かな私。
今なら絶対やらないと思うんですけど、人が乗ってると自分もいけるんじゃないかという恐るべし錯覚(^_^;
そして、
息子を乗せたまんま、案の定、自転車ごと転びましたー。
転んだあとの息子のひと言。が、今でも忘れられません。
「だから言ったじゃん!」←4歳児。
痛いより呆れている息子。園服が雪まみれでした。
幼稚園児に呆れられました私。
「ごめんね、次は気をつけるから!」
と、再び自転車をこごうとする私に
「もうやだ、怖いから歩こうよ、歩いたほうがぜったいにいいよ?」とちょっと必死な息子。
半ば諭すレベルの言い方でした。ごめんよ~。
しかし私は強行突破してしまいました。←アホ
2回目、また転びました。今度は初回より派手に。
「もーだから言ったじゃん‼」
ついにキレました、息子。(4歳児)
幼稚園児にキレられた私…。←アホ×2
さすがに、そこからは自転車を押していきましたが、
その間にさらに2回転びました。
そのうちの1回は、私の巻きぞいを食って息子も転びました。あー、可哀想に。
痛いやら寒いやら冷たいやらで、幼稚園までの道のりがやたら長かったですが、
頑張って歩く私たちの後ろから、
「オハヨー!」と、颯爽とママチャリで通りすぎて行く他のママさん。
つえぇぇぇ~。
というか、
なんで乗れるの?!
と、心底驚きました。スタッドレスママチャリなのかと。
そんなこんなで、見事に時間に遅れましたが、
私は今でも、幼い息子の
「だから言ったじゃん!」
を思い出しては、笑ってしまいます。妙に悟っていて面白かったのです。
笑いごとじゃないんですけどね・・・^^;
やっぱり、母親の自転車テクニックは伝わるものですね。
というか、私の不安感が伝わったのかもしれません。
ちなみに、今でも恨みに思われております。
そんなこんなですが、一応膝をケガする前まではスキーはできました。アイススケートも。膝のケガは、ちょっとねじりの入る運動をすると、後遺症で、軟骨が抜けたようになって、膝カックン状態になります。
なので、あれも、これも、いろいろできなくなっちゃって、かなりさみしいです。ママチャリの一件も、ちょっと膝に自信がなかったので、普段よりさらに不安があったと思います。
それにしても、昔は東京にももっと雪が降ったし、
積もることも多かったので、
つくづく、温暖化だなぁ、
と感じます。
そして、息子、ごめんよ、ちょっと面白かった!(&可愛かった。)
雪の日の思い出話でした。
ありがとうございました。
skyaya