生き物にまみれて暮らす主婦レポート in 東京

生き物に関する知識と、栄養管理士の資格などを駆使して日々試行錯誤しているダイアリーです。

メダカを飼うことになりました―メダカの飼育の最適水温と産卵時期について―

突然、メダカを飼いはじめた我が家です。


いきさつを説明すると、

実は、先日
ウーパールーパーが亡くなってしまいまして(泣)

ウーパーちゃんのいた水槽が、しばらく空っぽになっていました。

生き物が亡くなったお話しが最近続いてすみません。私もかなり凹みますが、飼っている以上は、死は避けられないので、きちんと書こうと思います。

そして、

そんな折、

「メダカを飼いたい!」

と、いきなり言い出す息子。

子どもが生き物を飼いたいと言い出す、あるあるですよね。。
学校の教室で飼っているらしいのです。


なんで飼いたいのか、ちゃんと責任を持ってお世話できるのか、
魚を飼うのは意外と難しいんだよ、という話をして、

それでもどうしても譲らないので、

ちょうど、塾のテスト前だったため、

「(テストの)成績が前回より良かったらね!」

と、無責任な発言をしてしまった私です。(アメ作戦。メダカバージョン?)

約束してしまったものは守らなきゃいけないので、事前に、メダカを売っているお店をチェックしておきましたが、

おそるべし、メダカパワー。

息子はかなり頑張ったのでした(汗




というわけで、土曜日に水槽を改めて立ち上げて、管理の仕方をすべてレクチャーし、
ほぼ全て自分でやらせました。

購入から、水温合わせから、すべて。そして、

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今、このような状態になっています。(^_^;


とにかく可愛いようで、メダカに夢中な息子です。

が、実は私も大好きです。
昔からさんざん飼って、たくさん増やしたり、減ってしまったりでした。

なので、

久しぶりのメダカちゃんはやっぱり可愛いです。(*^_^*)


仕方がないので小さいヒーターもつけてあげました。寒いですしね。


メダカの飼育の最適水温について


理科の授業で習うことが多い、メダカの産卵についての記述には

水温25度、11日目での孵化が理想

ということが書いてあり、これは正しいです。

ところが、冬場のメダカの飼育の最適水温についてが、あんまり書いていないんですよね。

メダカはそもそも川に棲息しているので、水温がかなり低くても生きてはいけますが、
やっぱり生存率はかなり下がります。

水が凍らない程度までなら大丈夫ですが、

家庭で飼う場合にはあまり長生きしないです(T-T)

そこで、基本的にはヒーターをつけてしまって、
大体10度~27、8度までの幅間になるように水温を保ちます。

すると、水槽は、冬場も室温に左右されるため、

室温±1~5度の状態になります。

室温が24度くらいだったら、20度くらいになると思います。


そんな感じで、メダカは、実は冬場の管理のほうがラク。なんですね。

少なくとも、室内で飼うのなら、私は冬場のほうが管理がラクだと実感しています。


夏場になると水温が上がりすぎ、水が汚れやすくなるため、自然界のメダカと違って、

家庭で飼うメダカは、夏場の死亡率のほうが高くなります。
そういうこともあるので、

水質命!なお魚さんの飼育は、冬場は意外と?適していたりすると思います(ヒーターありの場合です)。


メダカの産卵時期について。自然界との違い


産卵時期も、ヒーターをつけていると、季節感がなくなるので、
春先や夏が自然界の産卵時期なんですが、


家庭だと、ほぼ1年中。

若干春先や、夏場のほうがやはり産卵数も多いですし、発情時期の関係もあります。

ところが、一年中同じような水温の場合、メダカの発情時期自体も、季節感がなくなるので、
関係がなくなる場合があります。

温かめで、日が長いとき、メダカはよく産卵をします。かなりの数を産みます。

そして、家庭の飼育の場合、部屋のライトもついてますし、日照時間がよくわからないことになります
(というか、一年中似たような状態になる)。

なので、家庭で、室内飼育の場合だと、冬場でも産卵はすることがあるし、死亡率も下がります。

ただ、


増やしたい人にはうれしいですが、あんまり増えても…、ねぇ。。メダカ飼いさんにはわかりますよね!


メダカの稚魚の管理は、ちっちゃいので、とーっても大変なんです。

なのに、息子は増やしたいんだとか…(T-T)
ゴマよりも小さいんだよ!
ゴマの5分の1くらい?孵化直後は…


全くもう…、という感じです。増やしたい気持ちはよくわかるんですけどね。。


ちなみに、私の両親の家の庭には、最近まで、

メダカのビオトーブがあったのですが(両親の(実家の)話はこちら⬇)

www.skyaya.com




なんと、アライグマにやられ(!)

ネットをつけたりしても、ダメだったらしくて、
今は室内で飼っています。


黒いメダカや、ヒメダカ、なんとかいう珍しい種類など、いろいろいます。
かなり凝ったビオトーブだったんです。夜もライトでキレイで(*^_^*)…

増えすぎたのをもらったりして…。←半ば強制。





アクアリウムで知らないことはほとんどない両親です。

父にいたっては、ピラニアの繁殖に成功し、毎日生き餌をあげていたりとか。
ちょっと変な人たちです。(優しいですけどね)
こういう両親のため、このような娘になりました(笑)



このブログで、
ちょくちょく、お魚さんもいます。と書いてきたんですが、

つい最近まで生き残っていたのが、

ベタというお魚さんでした。
けんちゃん。となぜか名付け、3年くらい?生きていたのですが、

とうとう、最近お星さまに…(涙)
歴代の、我が家にいたお魚さんは、
メダカ、
金魚や鯉(!)、
熱帯魚。

です。みな、寿命をまっとうしたり、病気になったりで、

メダカたちがきたのと入れ違いのように、
ベタもいなくなってしまいました。


だから、息子には、

メダカたちが幸せに暮らせるように。

責任を持って頑張ってもらいたいです。

おそらく、半分は私がお世話することになるのでしょうが…( ̄ー ̄)


以上、メダカを飼うことになりました。と、水温や産卵時期のお話しでした。

※メダカちゃんを増やしたい人は、水草にくっついてくる、タニシに要注意!です。

卵を食べてしまうので…。※