生き物にまみれて暮らす主婦レポート in 東京

生き物に関する知識と、栄養管理士の資格などを駆使して日々試行錯誤しているダイアリーです。

ひよこの育すうケースの準備と構造、最終検卵について。

昨夜(11月12日)は、烏骨鶏の2世の卵を温めはじめてから、最後の検卵日でした。
というわけで、昨夜で転卵はストップ。
昨日が孵卵はじめから18日目で、今日は19日目になります。

21日目の11月15日が孵化予定日。明後日です。


まず最初に、検卵結果から書きたいと思います。


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こちらが、烏骨鶏の卵の孵化前の検卵画像です。

前回の記事でちょっと書いてますが、孵化前は、もう気質しか見えません。
これは、うずらの卵の孵化前などと共通していて、
黒い部分には雛がいます。^^

そして、孵化になると、
上手い子は、気質のど真ん中あたりに、

ピシッ、と、最初の嘴打ち(はしうち)をして穴を開けます。
そこから本格的な嘴打ちがはじまるのですが、
たまに、卵の中央部分とかに穴を開けてしまうおっちょこちょいさんもいるので、

どこから穴を開けるのかは、すべて、中の雛の体の位置がどうなっているか、にかかっています。

前回の検卵の画像などは、こちらからどうぞ。

www.skyaya.com


そして、嘴打ちがかなりスムーズにいき、わりとアッサリ出てくるのが、姫うずらです。(個体差はあり。)

実は、うずらの場合は、嘴打ちを頑張っている時点ですでに、ヨークサック(雛の栄養分となる、最後の黄身の部分で、お腹についてます)が体内に吸収されていることが多いので、
あとは外へ出るだけ、なんですね。

ところが、鶏の場合は、はじめの穴を開けてから、約24時間くらい(個体差あり)かけて、ヨークサックを体内に吸収しつつ、肺呼吸に切り替わるため、鶏の孵化は長くかかる場合が多いです。

穴が開いたな、と気づいてから、本格的に出てくるまで、丸1日以上はかかることが多いです。

その間に、卵の中でピーピー鳴いていたりするので、

大丈夫なのかな(>_<")

とものすごく心配になったりするんです(^_^;


そして、うちのランチャン♂の場合、1日早く嘴打ちが始まっちゃったので、
鶏の孵化は、大体21日なんですが、
早い子、遅い子がいます。


そんなわけで、もうひよこの育すう準備を始めておかなければなりません。


ひよこの育すうケースについて


うちの場合は、
保温球やヒーター、サーモスタットなどの準備はすぐにできるのですが
(詳しくは下記を参照してください)

www.skyaya.com


今回は1羽のため、ケースの大きさにかなり悩みます。
なぜかというと、

ひよこって、ものすごく寂しがり屋なんです(そこがまた可愛い)。

だから、仲間がいれば暖め合って寝たりもできますが、1羽だとそれもできない上に、ケースが広すぎても余計に不安がるし、狭すぎるのも保温球のつける部分などで、今度は危険度が増すし…etc.(T_T)

左が小さめケースで、右が大きめケースです。


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どちらも今使えますが、さあ、どっちにしよう(>_<")


小さめなケースのほうが、正直、温度管理などはしやすいです。
保温球はふたつ使うのは変わりませんが、ひとつにはサーモスタットをつけるので、

フタの開閉で温度調節が簡単。

大きめになると、保温球はやはりふたつ使用しますが、40Wでは保温が足りないため、ひとつは60Wになります。


このような感じです。(姫うずらの雛画像です)

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すると、今度は温度が上がりすぎる危険度が増すし…。


さらに、寂しさ対策もしなきゃなりません。


いきなりお母さんであるプリンチャンと一緒にしても、彼女が温めて孵したわけじゃないので、
雛を温めてはくれないだろうし。


以前、烏骨鶏さんたちが寂しがった時に、

柔らかいぬのを工夫してみたり、
小さなひよこのおもちゃを置いてみたり、
鏡を置いてみたり、

あらゆる努力をしたんですが、

特にどれも効果なし。でした(笑)

結局は環境に慣れてしまうので、それまでの間は、
寂しいよう、

と、ピーピーぴよぴよ鳴くであろうと予想されるので、


うーん…。

育すうケースは大きめ、でとりあえず決定。にします。大丈かなあ。

育すうケースの構造について


ひよこちゃんは、さすがにうずらの雛よりは大きいけれど、1羽なので、

一週間くらいは大きめケースにいてもらって、寂しくないようになるべく近くにいる。

で、とりあえず飼育方針は決定しました。


前にも書きましたが、私は、育すうケースは左右とバック側に保温材を張り付け、
床にはプチプチ&同じ保温材を張り付けて、

ひよこちゃんが挟まったりする事故がないように、保温球をじか置きはせず、

さらに、ブラケースのフタを乗せたうえにタオルなどをかけて、

その部分で温度調節をするようにしています。


これだけ書いただけで、大変そうだと思われそうですが、


大変です(笑)


2時間おきくらいに様子を見に行きます。階段を駆け上がったり駆け下りたりするので(何度か経験済み)、軽く筋肉痛になります。

子どもの授乳時代を思い出す…(笑)

そういう生活が、たぶん2週間くらい続きます。

でも、母性本能なのか、あまりに可愛いので、全く苦にならないんですよね。疲れますが。

そんなわけで、孵化後の準備はとりあえず完了したので、
あとは、無事に、元気に孵化してくれるのを待つのみになりました(^^)

神さま、どうか無事に孵化しますように。