生き物にまみれて暮らす主婦レポート in 東京

生き物に関する知識と、栄養管理士の資格などを駆使して日々試行錯誤しているダイアリーです。

運動会で不覚にも泣いた。愛する息子へ。

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ただの日記だからつまらないと思います。

今日は、息子の運動会でした。

もともと、ひどい恥ずかしがりやで、緊張しまくり、おまけに運動神経も良いとは言えない息子。

幼稚園の頃から、演技にしろ、走るにしろ、

いつも本来の天真爛漫さが出せずに終わり、私たち親は、そういう性格だから、と思って、

ただ、

見守るように見ていました。

5~6年間、ずっと。


今日も、また去年のように、演技では緊張のあまりロボットみたいな動きしかできないだろう、

徒競走でも、ビリにならないといいな。


そんな気持ちで、見に行きました。


私たちは、そういう息子でも、本来の優しい、天真爛漫で、本当は面白い息子の姿を知っています。

でも、公の場になると、別人のようになってしまうのも、分かっていました。


でも、今日、


ソーラン節が始まり、見ていたら、

そこには、去年とは別人のようにかっこよく踊る息子がいました。


動画撮影してました。

途中から、涙が溢れてきて、止まらなくなりました。

息子は、ロボットみたいじゃありませんでした。


口では言っていなかったけど、必死に、5年生の看板をしょって、怒られても怒られても頑張って練習して、
せめて高学年としてちゃんとやり遂げたい。

そんな気持ちが溢れていた演技でした。


活発でもない、あんまり話せない。辛いことがあっても、我慢してきた。

だけど、頑張ってきたことは絶対に譲れない。

いつの間に、あんなに逞しくなったのか。


まだ5年生、来年もあるのに、
私は泣きながら動画を撮り続けました。


そして、徒競走。


本当は、走るのも好きだし、遅くはない。

でも、人前だと、緊張しすぎていつもビリか、ビリから数えたほうが早かった息子。

珍しく、

「二位くらいにはなれるかもしれない」

と言っていました

私たちは、何位だろうが、気にしないし、楽しくやってくれたら、それだけで幸せなんです。


ところが、まさかの、一位。

それも、今までにない、


勝ちたい!


という気持ち全開の走りでした。

嬉しかった、


というよりは、


そんなにも、自分を変えたかったんだな、


と、あまり普段言ってくれていなかった気持ちを

走りで現しているようで


感動してしまいました。


「ゴールのテープ切ったのはじめてだよ!」

帰宅後、とても嬉しそうでした。



もう、あんまり泣かせるなよ。。


やれば、きっと、できる。


誰に教わるともなく、密かに信じていたのだと思います。

自分を少しでも変えたい、と。


今年の運動会で、彼は、
今までやれるのにやれなかったこと、を


自分のちからだけで

やり遂げました。


また、学校では、あんまり上手く自分を出せないかもしれない。
また、私たちは心配し続けると思う。

でも、確かに何かを自力で変えた息子の姿は


たぶん一生忘れません。


今年は、最高の運動会を、ありがとう。

私も見習って、精進しなきゃいけないです。

そう思うきっかけを作ってくれて、
ダブルでありがとう。

世界一愛しているよ。
何ができても、できなくても。