生き物にまみれて暮らす主婦レポート in 東京

生き物に関する知識と、栄養管理士の資格などを駆使して日々試行錯誤しているダイアリーです。

検卵について ・やり方、個人的見解と注意点・

鳥、特にうずらや鷄などのいわゆる、
家禽類が大好きな人で、自宅で孵化に挑戦する人に
とって、

検卵という作業はとても楽しいものですし、
コールダックやキジバトの孵化に挑戦する人たちなんかもそうだと思います。

私も検卵は楽しかったです(*^-^*)

ですが、その検卵を素人が行うことで孵化率を著しく下げる、といった声もよく聞きます。

実際に、私もそう思いますし、やってしまった!

という経験済みもあるので、実体験も踏まえ、


・どれくらいの頻度でやるのがベスト?

・やらないほうがいいの?

・どんな状態を確認すべきなの?



といった点などについて、書いてみたいと思います。


そもそも検卵ってなに

卵の孵化に興味がなかったり、これからやってみたいかな、という人は、検卵ってなんなの?

という疑問がありますよね。

検卵というのは、
孵化をさせる仮定において、


①有精卵かどうかを見極めるために行うこと

②有精卵が無事に育ち始め、孵化できそうかどうか事前に判断するために行うこと

という、2点についてが主な理由でやります。

有精卵でない、無精卵を温め続けることは意味がないし、また、有精卵であっても、なんらかの原因で中止卵(成長が途中で止まってしまうこと)になってしまった場合にそれを取り除く必要があるからです。

つまり、

今どれくらい成長したかな?

と観察する目的ではなくて、

成長できない卵を見極めるためのもの

なわけですね。

検卵のやり方いろいろ


では、その検卵をどうやって行うのか、というと、
素人がやる方法としては、


① 暗室(真っ暗な部屋)で行う

② 光量の強いペンライトや懐中電灯を使い、手を卵の気質側からライトを当て、中を調べる

③ 筒状になる光を通すものを用意し、上に卵を置いて調べる

④ 人によっては、スマホのバックライトで代用


などなど、① 以外は、どのように行うかは人それぞれで、要するに中身が育っているのかを確認するために、真っ暗な部屋でやるのが一般的です。

というか、真っ暗な部屋でないと、発生した血管などを透かして見るため、見えないんですね。

血管の発生・発達や、心臓の動き、気質の広がり具合を見て、生きているかどうかを確認するわけです。

検卵はどのくらいの頻度でやるべき?


そんな検卵は、孵化させる側にとって、孵化前の最大のイベントであり、最も楽しみでドキドキわくわくする瞬間です。

経験者の人ならわかりますよね、あのドキドキわくわく感!(笑)


ですが、やりすぎて中止卵にしてしまうことも多いんです。自分の体験は口述しますが、その理由の最大唯一とも言えるのが、

孵卵器から出して卵を触る時間が長いほど、多いほど、卵が冷えてしまい成長が止まってしまう

からなんです。

養鶏場の方にも言われましたし、いわゆるプロ、と呼ばれる人たちは、私たち素人とはやりかたも違いますし、それらの情報をまとめると、

一番よいタイミングが、

孵卵器に入卵してからおよそ4日目(あるいは1週間目)
と、
孵化予定日の2、3日前の転卵中止直前

の2回だけ。

と言われています。もしくは、やらなくてもいいくらいに言う方もいらっしゃいます。

なぜなら、自分にとっては非常に短い時間に思えても、実際に卵はどうしても冷えるわけですし、

それが、さらに何回も、になるとそのぶんだけ、卵が冷える回数も増えるわけですから。

それでも、ついつい、今日はどうかな~?
なんて、やりたくなってしまうのが、有精卵という状態の、不思議な魅力なんですよね。


検卵はやらないほうがいいの?


検卵が、いかに孵化率を下げる行為かは前述したばかりですが、じゃあ、やらないほうがいいの?

という話になると、私は、

一回はやるべきでは、と考えます。今は、です(笑)

なぜなら、無精卵を温め続けるとそのうち臭うこともありますし、孵化しそうでない卵は取り除いてやらないと、成長中の卵になんらかの細菌がついてしまったりした場合に問題があるから、です。

それ以外は、ひたすら転卵だけを頑張ってじっくり待つのが、いいのではないかな、と、
今では思います。

検卵した時に確認すべき簡単なポイント


まずは、血管の発生ですが、並うずらなど卵に模様があったり、
他の殻の固くて厚い卵は、確認しづらいかもしれません。

確認しづらいと、ついつい、長い時間いじくり回すことになってしまうので、

見えずらい場合には、血管ぽいのが少しでも見えればオッケーだと思います。

そして、中身が見えなくなってきて黒くなり、気質側が広がりがあるかどうか

がもう1つのポイントです。
中身は成長していれば比較的早い段階から、光をほとんど通さなくなります。
そして、それと共に孵化する時に嘴でつついて出てくる、気質側は明らかに広がりを見せてきます。

これくらいが確認できればいいと思います。

成長していない卵は、他の卵が黒くてあまり見えないのに対し、中身が黄身と白身のままで、ゆらゆらしているので分かりやすいです。

注)せめて4日以上経ってから判断してください。早すぎると、成長していたのに割ってしまうということもあります(T-T)


私が検卵で中止卵にしてしまった実体験


私は始めての孵化がうずらでしたが、やはり、
やってしまいました。

何を、というと、

検卵のしすぎ、です。

今まで、検卵は多くても2回、と書きましたが、
一番始めの孵化の時には、10回くらいは見たかもしれません(猛省)。

その時点で、4つは育っていたはずの卵のうち、
2つは、明らかに検卵のしすぎで卵が冷えたせいで、成長が止まってしまったものがありました。。

当時、息子から言われたひと言

「ママは卵を見すぎなんだよ。
卵は触らないでそっとしといたほうがいいよ!」

誠におっしゃる通りでございます。。。

私が思うに、大人のほうがやたらと卵をいじくるように思います。こういうことは、子どものほうが、
大事~に、大事~に、やりそうな気がします。

こんな愚かな失敗も踏まえ、烏骨鶏の時には、検卵は、キッチリ、一週間目と転卵中止直前の2回のみにとどめ、あとは無事な孵化をゆっくり待ち、
今にいたります。


以上、卵の検卵についてのお話しでした。今後も自宅で何かの卵の孵化に挑戦したい人の、少しでも参考になれば幸いです。