並うずらの基本的な飼い方
うずらの飼い方なんて偉そうに書けるか分かりませんが、うずらを孵化させた者として、
これだけは気をつけてほしいと思うポイントをまとめてみました。
①孵化させたら
自宅で孵化させずに、幼鳥から飼う場合には、そこまで神経質にならなくてもいいのですが、自宅で孵化させたい!という人向けです。
まず、孵化させた直後から、今度はうずらベビーちゃんのお世話が始まります。
こちらは、孵化させるよりずっと大変なので心してかかったほうがよいです。
まず、↑のような、「育すうケース」が必ず必要になります。
我が家では、はじめは小さい虫かごに、温度計、ペットシート、保温器具を入れてスタンバイしていましたが、問題が…。
温度が上がりすぎてしまうんです。
そこで、30センチくらいの水槽に変え、両サイドとバック側、そして水槽の底にプチプチを張り付け、熱が逃げないように工夫した上で、保温器具をセットし直しました。
うちは、40ワットの保温球を初め2つ使い、ひとつにはサーモスタットをつけ、ひとつはつけっぱなしにして、
微妙な温度調整は、主にフタ(置いてあるだけで、さらにタオルを被せました)の開閉で調節。
サーモスタットのほうの設定温度を35度くらいにすると、冬場はちょうどよかったです。
ちなみに、うずらベビーちゃんに最適な温度は大体、37~38度くらいです。
広さによりけりですが、39度を越えると暑すぎると思います(姫うずらベビーの一羽がそれで落鳥☆しています)。
そして、床にはやはりペットシートを折ってしいて、水飲みは初めはペットボトルのフタでした。
ところが、またもや問題発生。
ペットボトルのフタでは、中の温度でお水がすぐに蒸発してしまうのです。
だから、何度も何度もお水を足さなくてはならず、大変で、
少し落ちついてから、小鳥用のお水タンクをとりあえず1つ購入しました。
うつっている子たちが違いますが、この緑色の容器ですね。うずらを飼うなら、必須かなと思います。
餌は、彼らは足で蹴り散らしながら食べるので、特別な容器がなくても初めは、床にパラパラっと撒く感じでよいと思います。
以上の点をまとめると、
・温度管理は命とりになるので孵化させる場合は、長期休暇やなるべく家にいられる時がベスト
・保温球が使いやすい(ひくタイプのヒーターでは、調節が難しく、涼しい場所がなくなるので)
・サーモスタットはお金がかかるけれどあったほうがよい
・孵化前から、水入れは小鳥用のお水タンクを用意する
といったところでしょうか。
あとは、水入れの飲み口で溺れないようにビー玉を入れる、などもありますが、並うずらの場合には姫うずらよりも大きいので、
一週間もすれば必要なくなるかな?と思います。
うずらベビーちゃんも、暑ければ涼しいほうへ、寒ければ暖かいほうへ、移動しますから、そういう意味でも、やはり保温球がベストだと思います。
②孵化から~成鳥になったら
かなり飛ばして書いていますがすみません(--;)
温度の問題は、1ヶ月ほどたてばほぼクリアできます。
でも、まだ、中雛になるくらいまでは気をつけてあげたほうがいいです。
中雛~成鳥にかけて
画像が縦で見にくくてすみません。
これくらいの大きさのケースへ移動し、保温は一応続けました。
ちなみに、うずらさんは砂浴びが大好きで、かつ必須なので、成長に合わせた容器に焼き砂を入れてあげると、喜んで砂浴びします♪
この頃、私はよく放鳥していましたが、今は広いゲージに入れていて、あまり放鳥はしていません。
お掃除前の写真で申し訳ないですが、ラビットゲージで主に飼育しています。
下にしくものは飼い主さんのお好みでいいと思います。おがくずや藁でもいいですし。
そして、特に卵を産む雌の場合には、ガラス越しではない日光浴が必須なので、晴れている日は網戸越しでもよいので、たくさん日光浴させてあげてください。
以上の点をまとめると、
・中雛までは時期により、温度管理は必要
・砂浴びをさせてあげる
・日光浴も大事
といったところでしょうか。
放鳥に関しては好きずきがあるので、放し飼いでも構わないと思います。(フンを気にしないのであれば)
そして…、最後になりますが、特に並うずらの雄の飼育に関してですが、
並うずらの雄は、かなり大きい声で雄叫びを上げます。
しかも、しょっちゅう鳴きます(雄たけびを上げます)。
なので、はじめから性別がわかっていて飼うのであれば、覚悟があればよいのですが、
孵化からとなると選べません。
なので、雄の雄叫びは決して小さい声ではないということだけ、注意点として、覚えておいてほしいです。
他にも、色々抜けているところがあると思うのですが、飼い方は、ざっとこのような感じです。
並うずらは可愛いですよ(*^-^*)
慣れると、撫でても逃げません。
餌などに関しては他のウズラーさんたちの情報がたくさんあるので、特に記載しません。
雌にはカルシウムも必要です!
ということだけ、書いておきます。
また後日、我が家なりの工夫やらのお話しを書きます。