生き物にまみれて暮らす主婦レポート in 東京

生き物に関する知識と、栄養管理士の資格などを駆使して日々試行錯誤しているダイアリーです。

良い獣医さんの見分けかた(ウラ話あり)

ペットを飼っている人にとって、いつもお世話になる獣医さんを選ぶことは、
すごく重要なことですよね。

幸いにして、うちが長年お世話になっている獣医さんは、とても良い先生で、助かってますが、
なかなか良い獣医さんに巡り合えない場合もあるし、
近所にはなかなか…、

等々、「ペットに何かあった時のためのかかりつけ医」

を選ぶのは大変です。


一応私は、学生時代に動物の医療関係をかじったことがあるので、
つたない経験ですが、それも踏まえて、

良い獣医さん、あんまり良くない獣医さん

について書いてみたいと思います。

こういう獣医さんは良くないかも?


いきなりダメパターンから書いてみますが、
個人の好みもあるので個人的な意見としてお読みください。


・上から目線・

これはもう、獣医さんに関わらず、どんな医者でも共通ですよね。小児科だろうが、普通の内科だろうが、
なんだかいつも、上から目線で冷たい印象。

治していただきに参りました、って気分になるし、まず却下です。



・多頭飼いをしている場合、次回に行った時に他のペットの話を忘れている・

優秀な獣医さんなら、他のペットの情報についてもちゃんと把握してますし(飼い主さんが言ったり、診せにきたりすればなおさら)、
一方が病気になったならば、他のペットへの配慮を教えてくれるはず。


例えば、小児科に行けば、兄弟がインフルエンザなどにかかったなら他の子への感染予防も考慮してくれますよね?
それとほぼ同様で、さらに親切な獣医さんなら、
他の(人間の)家族の対処法なんかについても教えてくれます。

同居ペットを覚えていない、記録に書いておかない、といった獣医さんは、ちょっと信頼性に欠けると思います。


・飼い主の話を遮る・


こっちは愛するペットの苦しみを、頑張って伝えようとしているのに、
いきなり飼い主の話を遮って持論を展開し、勝手に治療方針まで決めてしまう獣医さん。

いますよね。

人間がかかるお医者さんにもたまにいますよね、
よくよく話も聞かずにいきなり決めつけてくるお医者さん。

せめて、飼い主さんがどんなことを一番に不安に思っているのか、話を聞いてもらわないことには不安は拭えないです。

なので、やはり、良くない獣医さんだと思います。


・薬ばかりやたらとポンポン出して終わり・


通常は、いろいろ検査をしてから最終的に治療法を決めて、それに沿ってやっていきましょう、
となりますが、

とりあえずこれ飲ませてみて、改善されなかったらまた来てね

といった感じの獣医さんは、私は最もオススメしないです。

例えば、自分が謎の腹痛で医者にかかったとしますよね。そうしたら、大して触診なりもせず、症状を聞いただけで、

「これ飲んでみて、ダメだったらまた来て」
と言われたら、どう思います?
絶対に医者を変えますよね(笑)


こちらは、何度も足を運ぶつらさから解放されたいのに、原因不明のまんま、よくわからないお薬だけ出されても、困るし原因を知りたいわけです。

ペットも同じで、一刻も早く原因から究明してもらいたいのに、原因不明のまま帰される、というのは、とてもじゃないけれど信頼して通う気にはなれませんよね。

じゃあ、おすすめの獣医さんはどんな人かというと・・・

良い獣医さんはこんな人


・飼い主さんが最も心配していることに焦点を当てて、話を聞いて一緒に治療方針を決めてくれる・


もはや人として当たり前なことですが、最低限このあたりをクリアしていれば、まともな獣医さんだと私は考えます。


・ペットのみならず、飼い主さんや他の同居ペットや家族など、飼育環境についてよく把握してくれている(覚えている)・


これも、良くないかも?な獣医さんのところで書きましたが、ここまでの配慮ができる獣医さんは、正直なかなかお目にかかれないことがしばしばです。

なので、ここまでの配慮ができる獣医さんなら、かなり信頼性が、高いと思います。
さらに、他のペットの性別や名前まで覚えていてくれたらパーフェクトです。


・(ウラ話)動物に好き嫌いがない!・


信じられないかもしれませんが、いるんですよ、獣医さんにも、「動物ならみんな大好きです!」というわけではない人が…(^_^;

人間ですから、好き嫌いは多少ありますけど、

例えば、犬のほうが好きだし診やすい

とか、猫のほうが暴れて大変だから診るけれど自分が飼うなら犬

なんていう話は、昔、ちょっと聞いたことがあります。。
それがいいとか悪いということではなくて、診察の場にも好みややりやすさがにじみ出ているのはどうなんですかね、ということなんです。

なので、特に犬に特化している感じがするとか、猫に詳しいとかいうイメージがあるのであれば、
それは、

額面通りに受けとるべきです。

それでも、中には、

動物ならみんな大好きです!

という獣医さんもいるので、実際に通院したときの雰囲気やイメージ、お話しなどで判断してみてください。

動物が基本的に、大好きであるという獣医さんは、
わけ隔てなく親切な場合がほとんどです。


以上、あくまでも個人的な観点から、客観的に見ても最低限、こういう獣医さんはあまりよろしくないかも。
こういう獣医さんなら、多少遠くても通うかも。

という、見極めポイントについて、書いてみました。

ただ、ペットに何かあった時って、正直、近いほうがペットにかかる負担も少ないんですよね。その辺りが、とてもナィーブな問題であるとも思うので、

時と場合によって選ぶポイントを分ける、というのも、アリなのかな、と思います。


さいごに

何か重大なことがあった時のために、動物の救命センターと連携しているところもあります。
連携している場合は、手続きなどがスムーズなので、特に、ペットが高齢に差し掛かってきた頃にはこういった獣医さん(動物病院)もあらかじめチェックしておくと、だいぶ心強いですよ。

いざというときにあちこちたらい回し、になると本当につらいですしね。


まだまだ書き足りない部分もあると思いますが、
参考になれば幸いです。