<ややネタバレ> MISSION : IMPOSSIBLE FALLOUT レビューと感想。
一昨日からちょっと頭痛が続いています、スイミンです。
エアコンもちゃんとつけてますし、風邪でもなく、
疲れと暑さみたいですねー。
そんな中、昨日、約束通りに息子と、
ミッション・インポッシブル フォールアウト
観てきました~\(^o^)/
↑ 毎度ですがパンフレットの画像なので転載はご遠慮ください。
私はこのブログでは、本などの記事を書くときは少しあらすじを書いてしまうんですが、
めんどくさいのでこれから観る予定の方のために、なるべくレビューと感想だけを徒然と書きたいと思います。
ミッション・インポッシブル フォールアウト レビューと個人的感想。
ミッションインポッシブルはシリーズものになっているので、主人公のイーサン・ハント(トム・クルーズ)とその仲間を中心に、
毎回ひやひやする危険なミッションがオンパレードの中、
今回はイーサン(トム・クルーズ)の人柄や人情味の点、そして特に女性キャストの豪華さが目立った感じです。
トム・クルーズの骨折は大丈夫だったのか。内容はいかがなものだったのか。
以下、個人的な感想です。
フォールアウトは、女性キャスト陣が素晴らしい。
毎回、「007」のようにイーサンのお相手役になる女性が出てきますが、
イーサンの元奥様、ジュリア。出てきます。
そして、
ホワイト・ウィドウという謎めいた役として、ヴァネッサ・カービーが出演しています。
さらに、
エリカ・スローン役で、アンジェラ・バセットも出演。政府側の重要なキーパーソンとしての役柄です。
とにかくもう、女性陣が美しい!
今回初出演の、ヴァネッサ・カービーは、今をときめく華がある女優さんにしては珍しく?イーサンのお相手役としての出演ではないのですが、
どことなく中性的な雰囲気にうっとりします。
元奥様のジュリア(ミシェル・モナハン)も相変わらず美しく、
エリカ・スローン役のアンジェラ・バセットも強い女性の代名詞のように要所要所で美しい、そしてカッコイイ。
パンフレットなどにも書かれていますが、今回は女性陣がかなり重要な役柄を演じていること、それぞれに個性が強烈なこと、
とにかく演技がうまい。
ミッション・インポッシブルは毎回かなりのハイスピードで物語が展開していきますが、
その中で女性キャスト陣が演じる役柄によって内容が引き立っている印象を強く受けました。
中でも、注目すべきは、ヴァネッサ・カービー。
1番若手ですが雰囲気に圧倒されます。なのに、目立ち過ぎないというところに、演出のうまさが出ていたと思います。
ベンジー・ダンがやっぱりいい!
4作出演している、ベンジー・ダン(サイモン・ベッグ)。
ちょっとおとぼけなところは相変わらずですが、
ルーサー(ヴィング・レイムス)が情熱的でありながら強くて冷静沈着な一面を持っているのに対し、
ベンジーはいつも緩衝材のように、ちょっと弱々しい人間味溢れる部分や、おちゃらけた部分を見せることで毎回バランスが取れているこのシリーズ、
今回のベンジーはまたまた良かったです。
実は1番痛い目に遭ってるんじゃないかと思うんですが、ベンジーは切り替えが早い。
戦闘向けではないけれど、やっぱり頭脳面ではピカイチだし、
イーサンの仲間の中で、ルーサーが「大木のような強さ」タイプなら、
ベンジーはちょっと体は弱いけれど精神が「柳のような強さ」タイプ?
しなっと折れかかってすぐにまた戻るところを演じるのがうまいなぁ、としみじみ思いました。
イーサンと、オーガスト・ウォーカーについて
肝心のこのペアのはなしにやっと入りますが、今回トム・クルーズは撮影中に骨折していますよね。
でも、めちゃくちゃ走る!いやー、もうどこまで走るの、っていうくらい走るし、飛ぶし。
若かりし頃はトム・クルーズの評判って、映画的にそこまでよくなかった印象ですが (個人的には、「7月4日に生まれて」あたりから変わったと思う。)、
役者魂のかたまりみたいな演技でした。
トム・クルーズといえば、字が鏡のように見える特殊な障害を持っていて、知っている人は知っているんですが、
最近は治ったとか治らないとか、詳細は不明ですが
ミッションインポッシブルはじめ、脚本を鏡で見ている(いた?)ハンディや、それが今もあるのかはわかりませんが、
今回はさらに、骨折などのアクシデントで、撮影はずいぶんと大変だったはず。
にも関わらず、アクションは手を抜かないところ、さすがでした。
(パンフレットによると、走れるようになるまでに9ヶ月かかるところを、わずか6週間のリハビリで調整したそうです。)
歳を取ったな~と思いますが、そのあたりも織り込み済みの演技をしていたな、と、個人的には思いました。
さすがにもう、笑顔だけで女性のハートを掴む感じは年齢的にはキツイですしね。
ただ、ホワイト・ウィドウとのやり取りについては、ちょっとまだそういうところがあったかなと思いました。
そして、ウォーカーについて。
オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)は本人がもともとイギリス人。
そして、作品の中でもイギリス人らしい雰囲気を崩さず、ちょっとプライドが高い感じなのですが、
途中から、なるほどね、って思わせるところ、アクションシーンも完璧にこなすところ、いやはやさすがでした。
パンフレットによれば、髭も本物だそうで、
今までイーサンと最後に闘う相手には、髭がある役がいなかったため、わざわざ髭も生やしたんだそうです。
体が大きいので、細かいアクションはキツいんじゃないかと思いきや、しなやかな身のこなし、
体の大きさがかえってさらに強く見えるし、だんだん感情的になっていくあたりも良かったです。
すみません、このあたりでかなりネタバレしてますね(笑)。
ミッション・インポッシブル フォールアウトのアクションシーンの評価と、総括。
今回は、カーアクションが多く、ロンドン橋を突っ走ったりしますが、個人的にうそん!と思ったのが、
パリのパトカーが早すぎ(笑)。
イーサンの運転スピードやテクニックは半端ないはずなんですが、地元民には敵わないってことなんでしょうか。
とにかくパトカーすごすぎ。
あちこちの路地から猛烈なスピードで何台も追ってくる、それも凄まじいスピードで追ってくるわけです。
もはや、警察の域を越えてる。
イルサのバイクもすごかったですが、パリのパトカー半端ない!他の敵より怖かったです。
あとはネタバレになるので作品で観てください。。。。
総括ですが、個人的な感想としては、
今回はイーサンの苦悩について表現したかった部分が大きいと思うのです。
が、
その部分がイマイチ、少し弱かった。時間的に足りなかったというか。
一人のために大勢を犠牲にするのか、という部分や元奥様について、そして、
ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)との今までを含めた確執、政府側との心情のやり取り、
それをもっと強調するには少し時間が足りなかったかもしれない感がありました。
もっと踏み込んで、3~4時間の超大作にしても良かったと思いましたが、
それをやっちゃったら、続編が作れなくなるかもしれないので(笑)、仕方がないのかなという印象です。
イーサンはラストで、いつも悪役とタイマンになりますが、そこでは必ずイーサンは勝つのがパターンだし、安心して観ていられるので、このパターンは崩さないほうがいいと思いますが、
そうすると、ラストへの仲間の活躍シーンのハラハラ感が減ってしまう。
このあたりがミッション・インポッシブルシリーズの難しいところですね。
結局ダラダラ長く書いちゃったー。
続編が出るなら、ぜひまた、ヴァネッサ・カービーを出してほしいです。←よろしくお願いします!
最後に、肝心の、息子の感想ですが、
いろいろ早すぎて何がなんだか途中からよくわからなかったけどアクションが面白かった。
だそうです。
うん、早いし、シリーズを観ていないと意味不明なところあるからね.......^^;
まあ、確かにアクションシーンは、もともと車やバイク、ヘリコプターが好きということもあり、
食い入るように観ていました。
少しはストレス解消になったようで、良かったです^^
ここまで長々と、ご覧くださってありがとうございました(^-^)/
スイミン(id:skyaya)2018/08/05