犬の老化や、白髪のこと。犬を飼うということ。
うちの犬、ココアちゃんは、もうすぐ9歳です。
2月にお誕生日がきます(*^_^*)
ココアちゃんは、ミニチュアダックスフントなので、最近は特に、ソファに飛び乗るのを注意しています。
ヘルニアが心配なのです。
一度やってますし。
そんなココアちゃんですが、見た目は、そんなに老化を感じません。
つまり、白髪とかもないし、毛もつやつやしています。
実は、犬のこういった、白髪や、被毛の色などは、
仔犬のときの色がかなり関係しています。
ある有名な柴犬のブリーダーさんのはなし
犬の老化に伴い、白髪が増えたり毛づやがなくなっていくことは知っていましたが、
実情をリアルに教えてくださったのは、ひょんなことから少しお知り合いになった、
数少ない柴犬の優良ブリーダーさんでした。
ブリーダーさんいわく、
仔犬が欲しい人は、よく、色素の薄い子を求めるのだそうです。
柴犬もしかりで、色素が薄いほうが可愛いから、という単純な理由です。
ところが、柴犬に限らず、よい犬というのは、
仔犬のときから色素が濃い子なんだそうです。(その種類の中では、という意味です)
私は専門学校や、資格を取る際に、動物の病気や栄養管理については学びましたが、
老化について知っていることは、
やはり体の中に起こることや行動のことばかり。
なので、目からウロコでした。
仔犬のときに被毛の色素が薄いと年齢と共にさらに薄くなる
柴犬に限らず、例えばゴールデンレトリーバーなど、人気の種類のわんちゃんから、小型犬まで、
共通していることが、
仔犬のときに色素が薄いと、だんたん濃くなるけれどもやがて色素の関係で、どんどん薄くなる、
ということです。
その柴犬のブリーダーさんいわく、みんなそれを知らずに、色素が薄くて可愛いからというだけの理由で飼うのはいいものの、
老犬になったときの、特に被毛に関する老化がとても早いのであとあと、
こんなはずじゃなかった、
みたいなわけのわからないことを言い出す人が後を絶たないのだとか。
あとは、私が知る限り、生れつき本来の被毛の色素よりもかなり薄い子は、
やはりちょっと体が弱かったり、ということは本当にあります。
あくまで、その種類にしては、色素が薄い、という意味です。
中には、薄くても長寿で元気いっぱいな子もいるので、一概には言えませんが、大体の傾向として、です。
可愛いだけで飼わない、飼ったら責任をもつ
当たり前なはなしなんですが、可愛くて飼ったらもちろん最後まで責任を持ってあげてほしいですが、
特に、
仔犬のときに色素が薄くて可愛いから飼ったけどだんだん可愛くなくなった、
みたいなね、意味不明な理由で捨てるようなことだけはやめて欲しいと思います。
というようなことを、ちょっと書きたいのです。
つまり、被毛の色がかなり薄いということは、
老犬になったときに、色素がかなり抜けやすいということであり、
老犬になって白髪が増えてしまったりしたときに、
見た目だけで(↼強調)
可愛くなくなってしまうくらいなら、
まず初めから色素が薄い子は飼わない。
飼ったなら、最後まで必ず面倒をみる。
犬の生涯に責任をもつことは当たり前すぎなので、できなかった人は、どうしてもという理由がない限り、
人間として終わったので来世で頑張ってください。(キッツイですけどね、私はそう思います)
なのでそっちには特に言及しませんが、
見た目が可愛くなくなったから要らない。
となる可能性があるかもしれない人は、もともと飼わないのがやっぱり最善なのかもしれません。
ちなみに、見た目が可愛くなくなったから捨てました、という人は、
来世でやり直すとかいうレベルではもはやないと思っています。いつなんどき悪いことが起こっても当たり前なレベル。(キッツいでしょうか?私はそうは思いません、すみません)
今回はちょっとキッツイ内容になってしまいましたが、なぜこういうことを書くのかというと、
今年は戌年だからです。
なんか、嫌な予感がすっごくするんですよね。
私は全国のみなさんの善意を信じていますので、余計なお世話なお話になりましてすみません。
ちなみに、老化してきて、被毛のつやが悪くなったり、白髪が増えてきたりしても、体の中が同じようにひどく老化が進んでいるとは限らないし、
また逆に、見た目は老化を感じないけれど、体の中では異変が起こっていたり、性格がきつくなったり、ということもあるので、
7歳くらいを目安に、ちょっと注意してみていてあげるといいと思います。あんまり神経質になってもよくないですけどね^^
今回は、生き物大好き人間として、ちょっと知ってほしいことやお願いについて書きました。
以上、犬の老化や、白髪のこと。犬を飼うということ。
でした。
ありがとうございました。
skyaya