生き物にまみれて暮らす主婦レポート in 東京

生き物に関する知識と、栄養管理士の資格などを駆使して日々試行錯誤しているダイアリーです。

ウーパールーパーの基本的な飼い方

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前回は、うちのウーパールーパー、ウパチャンのご紹介をしました。

前回の記事はこちら
http://blog.hatena.ne.jp/skyaya/skyaya.hatenablog.com/edit?entry=8599973812301130080



というわけで、今回は、ウーパールーパーの基本的な飼い方について書いていきます。


ウーパールーパーを飼うのに必要な物


まずは、ウーパールーパーをお迎えする前に、
環境を作っておかないとなりません。

いきなりお迎えしても、そこから水槽を立ち上げたりするのは遅いですからね^^

以下に、基本的に最低限必要な物を書いてみます。


・金魚用などの水槽

・エアポンプ、ろ過装置

・ウーパールーパーの隠れ家

・砂利など

・カルキ抜きした水

・水をすぐにカルキ抜きできるカルキ抜き

・水温計

最低限、このくらいがあれば、ウーパールーパーをお迎えする前に水槽を、快適な環境に立ち上げることができます。

ちなみに、ろ過装置に関しては、毎日水換えができる自信や時間があるのであれば、
すぐには必要がないです。

私は基本、毎日半分ずつくらい水換えしているのでろ過装置は使っていません。


水槽のサイズに関してですが、ウーパールーパーはけっこう大きくなるので(20センチ強くらい)、
後で大きめの水槽に変えるのが面倒であれば、
初めから大きめのもの(せめて45センチくらい)にするというのも手です。

私は、何があるか分からないので、無事に大きくなってくるまでは、30センチ弱の小さい水槽にしてます。


なので、私の場合は、ウーパーちゃん本体以外の初期費用は、2000円くらいで済みました。カルキ抜きを、新しく買う場合には、トータルで3000円かからないくらいだと思います。


水槽の立ち上げについて


正確に言うと、水槽を立ち上げる、というのは、
バクテリアがほどよく繁殖し、魚が育つのに最適な環境にすることを言います。

なので、本当は、アクアリウムの世界では、
最初に水槽をセットしてから、最低でも一週間、長くて一ヶ月くらいかけて、環境を整えていくのが一般的です。

でも、ウーパールーパーの場合には、バクテリアなど、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

実際に私は、水槽を設置した翌日にはウーパールーパーをお迎えしてます(^_^;

重要なのは水温で、水温だけはちゃんとしましょう♪



ウーパールーパーをお迎えしよう!



いよいよ、ワクワクの、ウーパーちゃんのお迎えです。

ウーパールーパーの専門店が、けっこうネット上でもありますし、あとは熱帯魚屋さん、淡水魚や両生類、爬虫類まで扱うお店は案外けっこうあります。

自分にとって最適な方法で、安全なお店で、ウーパーちゃんを購入しましょう。

前回の記事でも書きましたが、色々な種類がいるので、お財布と相談しつつ、決めましょう♪

ここで、ウーパールーパーを購入する際にぜひ購入したほうがよいものが、
もともとそのお店で使っていた餌、です。

あとで探すのはちょっと大変なので、詳しく聞いておくといいですよ。

ちなみに私は、「ひかりウーパールーパー」 を主にあげています。


ウーパールーパーがうちに来た!



さて、念願のウーパーちゃんを無事にお迎えできたら、

いきなり水槽へ移す前に、まずはウーパーちゃんが入っているお水と、水槽のお水の温度を同じにする必要があります。
ビニール袋に入っているならビニール袋のまま、
小さい容器に入っているなら小さい容器ごと、

水槽の中へ入れます。

この時、もし、小さい容器に入っていた場合には、空気穴から水槽のお水が入ってしまうので、

水槽のお水を減らして空気穴が水面上へ出るようにするか、

浮かせるように固定するか、してください。

私の場合は、もともと水槽のお水を水槽の3分の1ほどにしておいたので、容器に入っていましたがそのまま沈めても、空気穴が水面上へ出ました。


水槽のお水と、ウーパーちゃんが入っている中のお水の温度を合わせる時間は、1時間くらいを目安にすると確実だと思います。

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さてさて、水温を合わせたら、いよいよ水槽内へウーパーちゃんのお引っ越しです♪

とても丁寧な人は、ウーパーちゃんの入っている袋や容器のお水を少しずつ水槽内へ入れる感じでやっていきますが、
ウーパールーパーはかなり丈夫なので、(魚類に比べたら、てす)

優しく水槽へ、袋や容器のお水ごと移動させてあげれば大丈夫です。

ビックリしてショック死するようなことは、温度さえ合っていればまずないです^^

こうして、お引っ越し完了!


しばらくはそっとしておきましょう


可愛いので、いきなり餌をあげたくなったりすると思いますが、ウーパーちゃんが新しい環境に慣れるまで、待ってあげます。

この期間は、お店や、人によってオススメがまちまちで、一概に、これくらい。

と言える基準はないのですが、大体1日くらいは様子を見るとよいと思います


餌のあげかたのポイント


ウーパールーパーは、視力がとても悪い生き物です。ということも、前の記事に書きましたが、

視力が悪くても、自力で餌を見つけることはできます。

ですが、早めに慣らしたいですよね。そんな時は、

ピンセットなどを使って餌を目の前で落としてあげる。

というような、動きのあるあげかたをすると、
おっ!

と驚くくらい、バクッと食べます。
私のオススメは「ひかりウーパー」などの固形餌ですが、固形餌はどうしても動きを察知するのには適していないので、

初めは、ピンセットなどを使って、
餌があるよ~、ということを教えてあげると、慣れてきて、目の前に同じ餌があれば、気づくと食べるようになります。


ウーパールーパーと、生き餌について


もともと野性のウーパールーパーは、昆虫など、動く生き物を食べるので、

健康を保つには、やっぱり生餌がいいんじゃないかと思いますよね。

これには、賛否両論あるようですが、ウーパールーパー専用の固形餌には、ウーパールーパーに必要な栄養がちゃんと含まれています。

それに対し、生き餌は、たんぱく質が主な栄養になるので、確かに元気にはなりますし、おやつにも最適だと言えます。

ですが、生き餌のみだと、どうしても栄養が偏ってしまうのが、野性ではない、人工飼育下のウーパールーパーの現状です。
なので、固形餌を基本に、生き餌や、冷凍赤虫はおやつや、栄養の補助的にあげたほうがよいと、私は思います。

生き餌…。女性には特に、抵抗がありますよね(笑)

うずらも、ミルワームが大好きです。生きているやつです(笑)

でも、それだけではやはり、栄養が偏ってしまうのです。

ウーパールーパーも、固形の総合栄養食を基本にしたほうがよく、生き餌も、無理に与えなくても、
冷凍赤虫や乾燥赤虫など、


生きてない生き餌?

で十分だと思います。



ウーパールーパーの飼育で最も大切なことは、水質の管理!餌のやりすぎに注意。

魚もそうですが、ウーパールーパーの飼育で最も大切なことも、やはり、水質の管理です。

彼らは、排泄も水の中でしますしね。

そして、餌をあげすぎると良くないのが、消化不良よりも水が汚れることです
ウーパーちゃん自体は、大食漢ですが、お腹いっぱいの時は沈んでいる残り餌は食べません。

でも、その残り餌によって、水がどんどん汚れてしまい、プラス、ウーパーちゃんの排せつ物でさらに汚れてしまいます。

水中で暮らすウーパールーパーにとって、水質汚染は命取りになりかねません。
ですから、ろ過装置があるなら最低でも3日に1度くらい、水槽の水を半分は取り替えること、

ろ過装置がないならば、毎日取り替えること、

が、大切です。

ウーパールーパーは、丈夫なので、数日くらいなら実質大丈夫ですが、健康を維持するには、

やはり毎日、

少なくとも2、3日に1度は水替えをしてあげてください。


そして、暑すぎても、寒すぎても(水温が高すぎても低すぎても)体に負担がかかってしまうので、

できる限り、水温は10~25度の範囲内になるようにしましょう。

今は、冷房ファンや、水槽のヒーターなど、便利なアイテムが手頃な価格でたくさん売っていますから、そういうアイテムを取り入れるのも、いいですね♪


複数飼いや、その他注意点


ウーパールーパーは、視力が悪いです。

そして、動く物はなんでも食べてしまいます(^-^;

なので、複数飼いする場合には、
アルビノよりは多少視力がよいとされる種類にするか、
単数飼育にしたほうがよいと思います。

複数飼いの場合、間違って他のウーパーちゃんの体をパクっとやって傷つけてしまうおそれがあるからです。

※体は再生しますが、程度によります!

そして、水槽の底へ敷くなら、ウーパールーパーの口よりも大きな砂利など、間違って食べてしまわない大きさのものにします。

砂っぽい砂利は、食べてしまうので注意してください。

ちなみに私は、底には何も敷いてません。
そのほうが、お掃除もしやすいですよ。


さいごに

ウーパールーパーは、水槽内の水流が強すぎると、
ほよよ~ん、と流されてしまいます。
エアポンプや、ろ過装置を使う場合は、水流が強くならない工夫をしてあげてくださいね。

それでは、楽しいウーパーライフを!